あまりかぜです。
安い完成車のディスクブレーキにシマノがインストールされていることはまれで、大抵はサードパーティのものがついてます。
レネゲードEXILEについているのも、テクトロ tektro Lyra なるロード用ディスクブレーキ。
パッドの隙間が狭すぎると、ホイールの脱着のたびにちょっとずれて、ディスクとの擦れ音が起こってしまいます。
自分でも調整しようと思い、マニュアルがないものかとメーカーサイトを探しましたが、インストールマニュアルしかありませんでした。
ネットを漁っていると、動画サイトで良さげなものを発見!
Disc Brakes - Basic Adjustment - by Northrock Bikes
調整どころがテクトロとほぼ同じと見ました。
いじるのはこの2ヶ所
ケーブル固定ボルト
そして
パッド調整ネジ
では、動画を翻訳しつつ、同じように実機で調整開始(フロントだけです)。
1.ブレーキレバーの遊びがないか確認します(普通ないはずです)。
2.遊びが半分以上にあるようなら、ケーブル固定アンカーボルトを緩めます。
ケーブルをつかみ、アームをケーブルの上に動かし、ボルトを締め直します。
パッドとローターのクリアランスを確認します。
3.隙間を確認するのが難しい場合は、ロータの後ろに白い紙を置きます。
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まずイン側パッドの調整方法。
4.キャリパー内側にあるパッド調整ネジを1~2クリック動かすと適切な隙間になります。
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5.パッド調整ネジを時計回りに回し、ホイールを回転させます。
6.パッドがロータに擦れるのを聞いたら、ホイールを止め、ネジをを少し戻します。
(反時計回りに1~2クリック回す)
7.ブレーキレバーを数回握ります。
8.ホイールをもう一度回転させ、擦れ音は消えているのを確認します。
9.音がなくなっていない場合は、6-8を繰り返します。
次にアウター側パッドの隙間を調整します。
10.ケーブル固定ボルトを緩め、ホイールを回転させてアームを動かし、軽く擦って聞こえたらボルトを締め付ける。
11.ブレーキレバーを握ります。
12.ホイールを回転させ、まだ音が出る場合はボルトを緩め、アームをわずかにケーブルの下に動かします。
13.ボルトをしっかり締め直します。
ーー以上。リアも同様です。
実際に擦れ音が出ている場合、どちらのパッドが擦っているのかわからないので、まず工程2のようにアームを動かして、アウター側パッドの隙間を確保してからの方がよいです。
なお、シマノのマニュアルでは、パッドとローターの隙間はインとアウターで同じにするようになってます。
ほんとならトルク管理もちゃんとしないとダメですよね。
作業はあくまで自己責任で。