あまりかぜです。
とても楽しい映画でした。
最新の技術を使いながら、古き良きハリウッド映画の肌触りを感じます。32歳の若さでオスカーを手にしたデイミアン・チャゼル監督の想像力の豊かさというか、映像の巧みさは恐るべし。
わざと古い車を多用している冒頭のシーン。現代という時代設定を忘れさせてしまいます。
このダンスシーンもあえてスタジオとの合成だと分かるような撮影です。
細かいこと言えば、主人公たちの踊りも歌も抜群に上手いわけでもなく、ミュージカルシーンはいまいちなんですが、主人公がそれぞれ仕事と夢の岐路に立つ辺りから、俄然面白くなってきます。
最後に店から出ていく際、振り返ったエマ・ストーンの見せる笑顔は、彼女の魅力爆発の名シーンだと思います。
ここに至るまでのラストのエピローグには賛否が割れているみたい。正統派ミュージカルやディズニー、邦画の様なお約束なストーリーを好む人の評価は低く、予定調和を嫌い、新しい表現を容認する人には好評のようですね。
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