あまりかぜです。
来年発売のGIANTの新型スポーツEバイク ESCAPE(エスケープ ) RX-E+ に試乗してきました。
電動アシスト自転車はごく短時間、ヤマハのYPJ-Cに試乗しただけなので、ガッツリ乗ったことはないです。
東灘にあるジャイアントストア神戸にお邪魔して近所をライドしてみました。
平地を走ってる限り、重いクロスバイクです。
基本的にエスケープRXのジオメトリのようですが、ホイールベースは更に長いし、小さくなったとは言えアシストユニット幅もあるので、ロードバイクに慣れていると気になるかもしれません。
リア34Tもあるので、軽い坂ならアシストオフでもOK。
一番強力なアシストの「スポーツ」モードだと、へたな原付よりもトルクフル。
急坂も座ったままでいとも簡単に登っていきます。
ただし、かなりうるさい。
アシストモードは4つもありますが、「標準」(またはエコ+)と「スポーツ」の2つで十分と感じました。
細かい点では、様々な情報がでるディスプレイに時計がない(走行時間は出ます。いずれ改良されるかもしれない、そうです)。
ライトに強弱・点滅モードは無し。
ハンドル幅580mmはちょっと狭い。特に急坂の下りだと安定感に欠けます。やわらかハンドルグリップもイマイチ。ここはなにより先に換えちゃうでしょう。
タイヤは32cのマキシスRE-FUSE
重い車体+体重を卒なく支えて悪くないです。e-bike向きかもしれません。
あと、サドルが滑りやすかった。これはたまたまかもしれません。
15分ほどでしたが、電池は5%減少。
お店のスタッフがスポーツモードで六甲山まで往復して40%ほどの減少だそうです。かなり持ちますね。
ちなみに2.4AhしかないヤマハYPJ-Cだと六甲山は「ムリ」と聞きました。
13.8AHの大容量とシマノの油圧ブレーキにティアグラ10sがついて、28万円(税別)。
高いのか安いのかよくわかりません。余裕で125ccのスクーターが買えます。しかも3~5年したらバッテリーを交換しないといけませんが、このお値段 約7.5万円(10%税込)。
e-bikeとしては軽い部類ですが、軽いが正義のロードモデルとしては、圧倒的に重い。
ですが、もはやe-bikeという別カテゴリの自転車です。従来のロードやクロスバイクと相対すること自体ナンセンスだと思います。
GIANTが想定するターゲット層は、複数スポーツをする50代男性だそうですが、一戸建てに住んでることも必須かもしれません。流石に20kgのバイクを部屋で管理するのはイヤですわ。
住宅事情的には IDIOMのe-bikeモデルなんかがエレベータにも乗るし、最適ですね。
今後に出てくるのを期待しましょう。