あまりかぜです。
酷暑です。でも映画館は涼しくていいですね。
この作品は『ワールド』三部作の真ん中です。と知っているとちょっと物足りない気がします。面白いんですけどね。
ラストに意外性がないんです。
ラプトル同士の戦いになるのは必然だし、予告編でも人間界に恐竜が現れていたので彼らが解き放たれるのも意外ではない。
中盤以降は王者たるTレックスが檻の中に入りっぱなしで、なんか前作より小さくなってるのもスケール感減少の一因かもしれません。
ジェフ・ゴールドブラムが冒頭とラストにしっかり出てきたことは嬉しい誤算です。ハモンド博士も自画像で出てくる。
そういう意味では旧シリーズを見てる客のための集大成的な面もあるでしょうか。
滅んだということや、道具や文化を生み出してないという点だけで恐竜をヒトより劣った生物と見るのは間違いですね。
地球に食物が豊かだった時代、生物ヒエラルキーの頂点にいたのが恐竜です。そんな彼らが今の時代の人間と共存できるのか。それこそが2021年に公開される最終章のテーマなんでしょう。
ところで恐竜の外観は本当に爬虫類や両生類みたいなんでしょうか。少なくとも鳥に進化した仲間には体毛があったことがわかっています。
とすると地上の恐竜だってカラフルな毛を纏っていた可能性もあるはず。汚いひよこみたいだったりして。
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