シマノ製電動アシスト用ユニットを載せたe-bikeの試乗会に行ってきました。
と銘打つユニットです。
試乗したのはこの3台。
メリダ ハードテイルMTB: eBIG.SEVEN 600
ルイガノ スポーツミニベロ:ASCENT e-sports
FUKAYA クロモリのツーリングクロスバイク :DAVOS E-600
■特徴
それぞれの自転車に合わせた味付けをしてるのかと思ったら、基本的にMTB寄りに作った同じユニットらしいです。
以前に試乗したGIANTのユニットはヤマハ製でしたが、比べて音がかなり静か。特にハイモードにしてもガーガー言いません。
アシストモードは、エコ・ノーマル・ハイの3つ。
街中の短い距離乗っただけなので、ホントの実力はわかりませんが、e-bikeは変速ギアがあるんだし、エコとハイだけでもいいような気がします。
ユニットは小さく、見た目はシマノの勝ち。アシスト感や出だしのフィーリングは、ヤマハの勝ち。シマノ製は踏み込む瞬間に”遊び”を感じました。
サイコンは大きく見やすいんですが、表示されてるものは説明されなくても大丈夫、とまでは行ってない。ブラッシュアップに期待します。モードスイッチだけが別になっていて走行中でも変更できます。
同じユニットと言われても自転車によって感じ方が違うもんだな、と改めて思います。バッテリ容量は各社バラバラ。小さくても容量が大きいのはリチウム電池の恩恵でしょうか。
ミニベロにこのスポーツユニットは贅沢すぎ。タイヤも太いしポタリングメインですね。であればママチャリ向けのユニットで十分です。欧州向けにはそういうユニットもあるそうなので、低価格にできるならそちらを導入すべきです。
MTBは、単純に楽しい。街乗りも山もこなしてみたくなる一台でした。
クロスバイクが一番乗りなれてるジオメトリだったせいか、アシストの恩恵を感じやすかったように思います。
次はぜひe-road、ロードバイクやグラベルロードに搭載したモデルで乗ってみたいです。
■課題
まず価格。今のラインナップでは約30万円~だそうで、たまに乗る人にはちょっと高いよ。
そして、バッテリーの寿命。航続距離はこの数年で劇的に改善してますから、あとは交換費用を含めた維持費が気になります。
さらに、保管場所。これは個人的には一番悩ましいです。+5kg程度を許容できるかどうか。戸建ての人には関係ないですけどね。
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