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あまりかぜのブログ

 
   

【映画】『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』【評価と感想】

あまりかぜです。
前作公開から12年、大ヒットになったCG巨編の続編を見てきました。
2部作(3部作?)の前編です。
感想は基本的にネタバレです。


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■オススメ度

 ◯ 

です。

☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
○: 映画ファンなら見る価値あり

 

■感想

上映前に『ミッション・インポッシブル』のメイキング映像がありました。

これがスリル満点です。YouTubeでも見れますが、IMAXで見る断崖には声が出そうになります。トム・クルーズ、バケモンか。


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さて、上映時間3時間12分で、IMAX3Dだとお値段もほぼ倍。その価値はあるかと言われると微妙です。

3D映像は凄いし大画面なのに家のTVかと思うぐらい近くに感じます。が最新の機材でもやっぱり暗いし、色もくすんでしまいます。

正直なところ2DのIMAXがいい。座りっぱなしだし、偏向メガネのせいもあって頭も体も疲れました。

もはやフルCGといっていい映像は確かに驚異的です。人の動作以外、鯨の水しぶきなんかも全てCGだし。もう何でもできそう。

一番の見所はこのCGによるパンドラの水中生物です。実写の水中映像ではできないクリアで極彩色の世界には圧倒されます。宣伝通り、大画面で映像を体験したい人向けの映画です。

一方でストーリーは無理やり3時間にしたような展開でした。ジェイクの息子は1人で十分。そして2時間程度に収めて欲しかった。

来年12月公開の続編のために兄の死が必要だったのかもしれませんが、この長男もさほど印象的な活躍しないで退場だから、ほんとによくわかりません。

むしろ父親(のアバター)を助けたスパイダー君、どうなるんだろう。

マーベル映画のようなクリフハンガーもなく、あっさり海の民編が終了です。次こそ大佐と決着をつけるんでしょうね。

世界での大ヒットに比べると、日本の興行は見劣りするために大コケと揶揄されていますが、要するにあまり映画を見ないライト層とリピーター層の取り込みに失敗したと言う事でしょう。

じゃあ、その訳はなんだろうかと考えると、
 ① 前作を知らない(昔は公開前によくあったTV放映もなかったし)
 ② キャラに馴染めない(冬なのに青一色の宣伝。トカゲっぽい青い顔を見たいと思わない)
 ③ 3Dが煩わしい(今や3Dテレビもない。しかも3Dだと高い)
 ④ キャッチーな話題性がない(視覚効果だけ。踊りが凄い『RRR』とか、トムの『マーヴェリック』とは違う)

という感じでしょうか。ならばアニメやTVシリーズの映画に流れるもの道理です。

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Avatar: The Way of Water [12 inch Analog]

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