甲山ぐるぐる

あまりかぜのブログ

 
   

冬用サイクルパンツを、インプレッション

あまりかぜです。

今年は12月を目前にして寒いです。そこで防風パンツを装備しました。

パッド付きのウインタータイツも考えましたが、少しお高い。インナータイツは持ってるのでこれを活かしたい。

amazonで物色して届いたのが、こちら。

 サイズはL。ウエストを基準にしました。でも私の脚長はMです。

結果、股上はヘソが隠れるし、裾もかかとで踏んでしまう。

欧米人仕様なんでしょう。見た目はもうオーバーパンツです。

ウエストがもう少し伸びるのなら、Mサイズでも良かったかも。

 

中国製ですが、作りは悪くないです。 裏地は、後面が短い起毛。

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前面は腰部分が二重になっています。ももから下はジャージ素材。汗でもべたつかない感じになってます。

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外気温が13℃前後で走ってみましたが、インナータイツは不要。夕方の下りで10℃前後でも、防風はしっかりしていて寒さは気になりませんでした。

欠点としては、表前面のポリエステル素材が冷えるとなかなか暖かくならないないことです。素材が厚めだからでしょうか。この部分がちょっと重いのも気になります。

とりあえずは、お値段以上の実力はあると思いました。

 

下半身はこれでいいのですが、問題は上半身。

長袖インナー+ウインタージャージでは下りで寒いっす。

ウインドブレーカーが必要かなぁ。

(モンベル)mont-bell EXライト ウィンドバイカー Men's 1130413 WT ホワイト M

(モンベル)mont-bell EXライト ウィンドバイカー Men's 1130413 WT ホワイト M

 

 

廣田神社の坂道

あまりかぜです。

西宮市南部の中央に位置する廣田神社、その縁にあるのが勝手に「ヒロタ坂」と呼んでいる激坂です。

車でも気合が入る登り坂。

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標識には17%とありますが、最大20%を超えるみたい。

もちろん押して登ります。激重のグラベルロードですから。

果たしてアウター縛りとかで登れる日はくるのだろうか?

西宮には他にも甲陽園の目神山や苦楽園など、近場でも激坂には事欠かきません。

近いうちにご紹介。

 

マークローザの生きる道

あまりかぜです。

これまで足にしてた自転車、マークローザ号を、買い物仕様に特化しました。

f:id:kbtymgrgr365:20161007232057j:image 7年前の購入時

 

このモデルは、フェンダーやリム、サドルに専用デザインのパーツを使った女性向け26インチクロス風ママチャリです。今のモデルは外装7段ですが、当時はまだ6段変速でした。

ブリヂストンらしく重くて丈夫ですが、欠点は塗装の薄さ。鉄のフェンダーなんかあっという間に錆びました。

 

前かごを大型に、ハンドルはMTB風に、サドルも楽ちんタイプに替えました。スタンドも変えるつもりでしたが、外装用両立スタンドって意外と高いので今回はここまで。

見た目もポジションもまるっきりママチャリに変身。

前よりも、タイヤの空気圧をさほど気にせず走れるようになりました。不思議です。

まだまだ現役で頑張ってもらいます。

修復された『飛燕』を見に行った@神戸ポートターミナル

あまりかぜです。

かつて川崎航空機で開発された戦闘機、飛燕を川崎重工が修復したので見に行ってきました。展示は神戸のポートターミナルホールで、入場無料という太っ腹。

見に行った最終日は祝日で、朝からいいお天気だったせいか、入場制限されてました。やたらライダーが多いです。皆さんNinja好きなんでしょうか。

 

機体の写真や動画はインスタグラムとかグーグルで「飛燕」「飛燕 神戸」などど検索すると大量に出てきますので、そちらを見ていただくとして、パネルの説明書きを中心に載せていきます。

 

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 間近で見る飛燕はデカイです。実際、全長8.74m 全幅12mという大きさは大型バスを十字にしたくらいなんですね。

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飛燕の性能は素晴らしかったものの、あまりの整備性と生産性の悪さで零戦空冷エンジンに取り替えられてようやく実戦に投入できたという、前線では不評の機だったようです。 

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とはいえ、実際に見ると、よくもまあこんな技術の高いしろものを戦争末期に生産できたもんだと関心します。材料も人もないないづくしの状態だったはずですから。

ハセガワ 1/72 日本陸軍 川崎 三式戦闘機 飛燕 プラモデル A3

ハセガワ 1/72 日本陸軍 川崎 三式戦闘機 飛燕 プラモデル A3

 
三式戦闘機「飛燕」 2017年 01 月号 [雑誌]: 丸 別冊

三式戦闘機「飛燕」 2017年 01 月号 [雑誌]: 丸 別冊

 

 

 

 

【感想】『インフェルノ』

あまりかぜです。

トム・ハンクスロン・ハワード監督という鉄板コンビの大作『インフェルノ』は、大ヒットした『ダ・ヴィンチ・コード』のラングドン教授シリーズの3作目です。

質の高さは折り紙付き。「コンクラーベ」しか印象に残っていない『天使と悪魔』よりも宗教色は薄まっていてスリリングな展開も楽しめます。見て損はない一本です。

 

今回の旅は、フィレンツェからベネツィアイスタンブールへと向かうルート。教授がダンテにまつわる逸話を解説しつつ案内してくれます。あいかわらずの博学と美術館あるあるには脱帽です。

 

哲学的な問答もほぼ皆無です。そのため、100年後に人類は滅亡するという説に対する解決策は何も見出せていないまま物語は終わります。残念ですね。

 

原作の『インフェルノ』とは設定とエンディングが異なっているそうなので映画を見た後も小説を楽しめるんではないでしょうか。

インフェルノ(角川文庫 上中下合本版)

 

 

JAMIS レネゲード EXILE インプレッション(10末, 2016)

あまりかぜです。

 

まだまた慣熟走行中ですが、ここらで初期インプレをメモっておきたいと思います。

 

【全体的に】

メーカーはレネゲードシリーズをアドベンチャーバイクと呼んでいます。この名にふさわしいのは、EXILEよりも上位のグレードでは無いかと思います。

廉価版であるEXILEはそこまで「冒険」は難しいかと。レーシングなジャージやパンツを着なくてもいい気軽さが魅力なんです。

通勤通学に使うには、これ以上無いぐらいピッタリでしょう。安くて丈夫でいつでもどこでも走れます。しかもGIANTと違って他人とカブりません。

 

【走りの印象】

平地(舗装路):○

快適です。フロントフォークはアルミですが、35cのタイヤのおかげか、ガツンとくる振動はなく、手の皮が厚ければグローブも不要でしょうね。走り出しは重く、ロードノイズ大きいです。軽快とは言えません。早いか遅いかと聞かれると、遅い。3速から6速までをよく使ってます。

坂道(舗装路):x

重量がもろもろ 装備込で12kgほど。脚の筋力と持久力が全然ないので、上りはフロント34T-リア32Tでも足りません。さらにスラムのスプロケットはロー側32-26-21と飛んでるので使いにくい。今のところ峠は非常に厳しい。

下りのブレーキングに怖いと思うことはありません。握ればちゃんと効く感じ。フルブレーキングするとロックしまくりです。

未舗装路(平地):◎

ダートや多少の草地も全く不安なく走れます。さすがです。段差も気にならず。砂場だってなんとか走れる。タイヤの威力さまさまです。いわゆる田舎道なんかはとっても気持ちいい。 →グラベルは楽しい - 甲山ぐるぐる

未舗装路(坂道):ー

まだ未体験

 

【メカ周りの印象】

クラリス+テクトロメカニカルディスクブレーキという組み合わせは高品位感まるでなし。

ブラケットはデカイし、フロントインナー+リアローでチェーンガイドが当たってます。他にも走ってると何かしらピヨピヨ言ってます(スタンド上だと再現しませんねー)。もう少し見定めたいと思ってます。

決定的にここがダメというのは、平地を走ってる限り見当たりませんが、がっつり旅バイクにするのならフロントはトリプルにしたい。

ボトルケージが3ヶ所取付可能。ですが、サイズ48という小さいフレームなので手元にあるボトルケージだと干渉してしまい、三角形の内側は実質1つ。もったいないです。

このサイズのフレームなのにハンドル幅は下ハンで475mm(ブラケットで425mm)でした。ロードだともっと狭いですよね。グラベルではこれで良い感じです。ハンドル形状は一般的です。

 

以上、極私的なインプレでした。

f:id:kbtymgrgr365:20161019235731j:image 公式PVより

 

 

ガソリンスタンドが消えている

あまりかぜです。

地方でガソリンスタンドが減って困っているというニュースはよく取り上げられますが、数年前から西宮でも起こっています。

国道2号でも取り壊しの工事や業態変更してますね。

f:id:kbtymgrgr365:20161007224957j:image夙川のモービルSS跡

 

個人商店や小規模企業ではもはや維持出来ないのでしょう。

かといって戸建住宅を前提にしている電動車の普及に拍車がかかるとも思えません。特に電動バイクなんかは市場そのものが壊滅状態です。

頑張ってるのは電動アシスト自転車ぐらいかな。

 

 

【感想】『聲の形』 ※ネタバレあります

あまりかぜです。

君の名は。』の上映が12月以降も続くそうです。あくまで若者向けの映画。老若男女にウケる内容ではないのに驚きです。間違いなく今年のアイコンですね。

『聲の形』も評価が高く、マンガも気になっていた作品。こちらのほうが好みでした。

硝子をいじめていた将也が、逆の立場となって自分の弱さに気がつく。

高校の友人たちも将也のストレートな言葉を消化できない。彼らも大人じゃない。

ゆづるは「他に出来ることははなかったのか」と悔やむが、答えは親にも見ている我々にも持ち合わせてはいません。

誰だって将来が不安で仕方ない時がある。

多くの若者は、自分の手の届く範囲が世界の全てと思いがちになる。その中で一番の不確定要素は人間関係。だから人から逃げたくなる。それは痛いほど分かります。

一人で生きるのが辛いなら誰かに助けを求めてみる。そのことが逆に相手の助けになっていることだってあるのです。

花火の音が聞こえない硝子。でも体に響く音なら感じる。その表現シーンが印象的でした。

aikoの主題歌はいらなかったような。

 

芦屋浜、ただいま建築中

あまりかぜです。

 

西宮浜の外周路を走っていると、芦屋対岸の巨大な構造物が嫌でも目につきます。

 f:id:kbtymgrgr365:20161015130716j:imageこれです

なにが出来るのかというと、会員制リゾートホテルだそう。300億円以上投入しているらしいです。

 芦屋ベイコート倶楽部 ホテル&スパリゾート 

 

芦屋ブランドって関西でしか通用しないんじゃないのかな。実際のところ購入するのは中国やASEANのお金持ちだと思います。ここの周辺はまだ空き地ばっかりだけど大丈夫でしょうか。

 

芦屋浜の外周路は一部石畳で、ちょっとだけグラベルサイクリングが楽しめました。

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西宮リサイクルプラザ 「いきいきごみ展」

あまりかぜです。

年1回、西宮浜のリサイクルプラザで開かれる「いきいきごみ展」を覗いてきました。

ここで補修、リサイクルされた家具や自転車などが抽選で当たります(市民に限る)。

今年はTREK1200とかルイガノクロスバイクが出品されてました。

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2005年モデルかな 9速TIAGRA搭載

さぞかし高倍率かと思ったら40倍ほどでした。他のママチャリと変わりません。

ちょっと欲しいと思いましたが、さすがにグラベルロード買ったばかりで2台目の保有は無理。来年に期待しませう。

一番人気はVWの折りたたみ自転車。

f:id:kbtymgrgr365:20161015125731j:image 

70倍近くでした。

注意すべきなのは、これらは最低限自走が出来るまでに整備されたリユース品、という事です。もしかしたらフレームやホイールに歪みがあったり、タイヤの劣化、パンク補修されまくりのものかもしれません。

自分で整備できなければ、自転車屋さんに持ち込んでTSマークをもらいましょう。保険も付きます。

自転車は命に関わる乗り物ですからね。

 

「いきいきごみ展」抽選の申し込みは10/16までです。

【感想】『七人の侍・4K上映』

あまりかぜです。

今、TOHOシネマズ西宮OSでは巨匠、黒澤明の泣く子も黙る代表作、『七人の侍』が4Kリマスターで上映されている。

画面のクリアー加減はハンパない。音もステレオではないがノイズはまるでない。但し、画面サイズは4:3だ。てっきりワイドだと思っていた。

フィルムを1コマずつデジタル化し、傷を修復するだけでなく、コントラストや画面のゆれもコマの前後で差が出ないように調整しているという。

ほんとに今4Kで撮った映像を白黒にしただけの様に見える。奥行き感というか、人物が背景に溶け込まない。背景セットにある古い屋敷の軒さえきちんと作られているのが分かるのだ。

ストーリーや音楽も今だに一級品であることは言うまでもない。いやー映画ファンで良かった。素直にそう思える。

でもこの作品をこよなく愛するファンの人たちにこそ、再評価して欲しいと思う。あまりかぜは、アナログ時代のTVでしか見たことがない。よって多くを語る資格はないのである。

七人の侍 [Blu-ray]

七人の侍 [Blu-ray]

 

 

グラベルは楽しい

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あまりかぜです。

武庫川河川敷のグラベルを走ってきました。

砂利道あり、ぬかるみあり、轍に溝に石畳、とバラエティに富んでいます。

そこはさすがグラベルロードたるジェイミス レネゲード、タイヤのおかげもあって、苦もなく走り抜けます。

マジ楽しいです。

エンジンがしょぼいのでローギヤがもう少しクロスしてると助かるんですけどね。

水たまりに突っ込んでしまい、帰ってからの掃除が大変でした。

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【感想】『陸王』池井戸潤

あまりかぜです。

「今度はシューズで倍返しだ!」

なんてセリフは出てきません。

業界の内側を紹介しつつ、スイスイ読めてしまう小説です。

陸王

陸王

 

100年を超える老舗が新規事業に乗り出すものの、度々ピンチに見舞われます。足袋メーカーだけに。

それにしてもジョギングに留まらず、ランニングにのめり込む人達ってかなり多いんですよね。

企業の屋台骨とはなんなのか、なにを守ってなにを捨てるべきなのかを考えると

面白いと思います。

クライマックスがあまり盛り上がらないのがちょっと残念でした。

 なお、小説に出てくる「ホモ・サピエンスが走ることで生き残った」と言うのは

クリストファー・ マクドゥーガル氏の本に詳しいようです。

 

【感想】『君の名は。』

あまりかぜです。

今年の大ヒット映画だそうです。そうでなければ見に行かなかったかな。

新海誠監督の作品はいくつか見ているので、新鮮味はないと思いました。

けれど劇場に多かった若い女性たちにしてみれば、丁寧に描きこまれた絵やご都合的でないストーリー、アニメ的な震災へのオマージュも含めて「見てよかった」と思わせる作り込みに共感を覚えたのかもしれません。

RADWIMPSが手がける挿入歌もいい感じでした。

君の名は。(通常盤)

君の名は。(通常盤)

 

 

【感想】 『ハドソン川の奇跡』

あまりかぜです。

クリント・イーストウッド監督の映画を見てきました。

ヒューマンドラマを見たい方には、おすすめです。

名優トム・ハンクスを主演に据えて2009年1月に起こった実際の航空機事故とその後の機長を描く。

当時日本でもトップニュースになったと思いますが、まさか事故調査委員会がこの機長の判断を疑っていたとは。

155人全員を助けたのだから問題ないだろ、と思うのは感情論的なんでしょうか。機体を水着させたこと、データ上は空港に引き返せたことが事故調査委員会の不審を買ったのでしょうか。

とにかく、トム・ハンクスが実際の機長に全く似てないとこを除けば、実にリアルに再現して見せてくれます。

過去の事件や事故をドキュメンタリーや安っぽい感動モノではなく、きちんとヒューマンドラマに仕立てた手腕はさすがイーストウッド監督です。

機長、究極の決断 (静山社文庫)

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Sully

Sully