あまりかぜです。
『ウォンカとチョコレート工場のはじまり』でもお馴染みティモシー・シャラメが前作に引き続き主役です。
感想は基本的にネタバレです。
☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
◯: 映画ファンなら見る価値あり
△: 無理して見なくてもヨシ
■感想
IMAXで鑑賞しました。
映画を観るなら映画館!という人ならこの上なく満足できると思います。前作以上に見応え充分、呆れるほど美しい砂漠の景色、大迫力のサンドワーム。
ただし、物語は完結せず、またもや次回に続くという終わり方でした。
そもそもが壮大な物語である「デューン」。3部作程度では終わらないかも知れません。
84年のリンチ版でスティングが演じてたフェイド-ラウサも登場。ナイフでの決闘シーンはなかなかリアルでした。
フェイド-ラウサ
真のフレメンとなるであろうポールの妹の大人の姿は今回ちら見せだけ。
女だけの秘密結社がいよいよ暗躍し始め、単なる大領主との戦いでないと予感させるのも◯
フェイド-ラウサの子を宿す秘密結社の女
ビジュアル的に白人とかローマ帝国 vs イスラムやアラブ民という史実や世界状況を強く反映されていた感じで、そこにはあざとさもあるし、振り返ると、果たして160分を超えて見せるほどのストーリーだったのかなと思ってしまいます。
また編集がかなり雑に感じます。ポールが砂漠超えを試されるシーンなんか戻るシーンがないし、ポールが砂の民を率いて首都を奪還するまでもやけに短いです。
これはディレクターズ・カット版があるだろうと想像します。
それでも、袂を分かつことになったチャニのラストショットは印象的だし、見て損はなかった作品でした。
どうなるこの二人
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