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【映画】『ワンダーウーマン1984』【評価と感想】

あまりかぜです。
本国ではネット配信が好調だそうです。日本でのロードショーはもう少しありそう。
感想は基本的にネタバレです。


映画『ワンダーウーマン 1984』3分冒頭シーン

 

■オススメ度

(DCファンならば)

です。

☆: 是非とも劇場へ。傑作

◎: できれば大画面で

○: 映画ファンなら見る価値あり

 

■感想

前作『ワンダーウーマン』を見ていることが前提の続編です。

前作の第一次大戦末期、1918年から66年後。恋人だったスティーブは戦死しています。その彼をどうやって再登場させるのかと思ってましたが、反則ギリギリな手で復活します。自らを「願いを叶える石」にするという願いも面白いです。

で、その大風呂敷をどう畳むのかと思ったら、石を壊すか、本人が願いを取り下げればいいという安直なもの。結果、悪役マックスの息子への愛に頼るという、残念なラストになってしまいました。

オープニングからのアマゾン戦士たちの競争シーンはなかなかの迫力だし、透明ジェット機が花火の中を通り抜けるシーンも映画ならではの映像です。

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(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

空中の飛翔感もそこそこで、さすがにお金がかかってます。こういったシーンは映画館で見てこそ価値があります。


それらを差し引いても?と思う点が多いのも事実です。

願いを叶えるには代償が必要。では石になったマックスの代償はなんだったの?

ライバルとなるバーバラの代償は優しさの心を失うというもの。そんなもん無い人間はいっぱいますから、代償になるのかな。

ジェット機にしても、いかに動態展示してあっても常時燃料を入れているはずもなく、そもそも給油なしでカイロまで往復できません。

見栄えだけは素晴らしい黄金の鎧。意外と簡単に壊されちゃう。もう少しレアアイテム最強!感があっても良かった気がします。

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(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics

最後にサプライズ登場する英雄アステリア、TV版ワンダーウーマンの主演さんらしいです。DCファンじゃないとわからんよ、そんなもん。

本作の出来とは全く関係ないですが、クリス・パインは40歳 184cm。ガル・ガドット 35歳 178cm、2人の娘も出演しているそう。いろいろ驚かされます。


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