■オススメ度
◯(DCファンならば)
です。
☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
○: 映画ファンなら見る価値あり
■感想
前作『ワンダーウーマン』を見ていることが前提の続編です。
前作の第一次大戦末期、1918年から66年後。恋人だったスティーブは戦死しています。その彼をどうやって再登場させるのかと思ってましたが、反則ギリギリな手で復活します。自らを「願いを叶える石」にするという願いも面白いです。
で、その大風呂敷をどう畳むのかと思ったら、石を壊すか、本人が願いを取り下げればいいという安直なもの。結果、悪役マックスの息子への愛に頼るという、残念なラストになってしまいました。
オープニングからのアマゾン戦士たちの競争シーンはなかなかの迫力だし、透明ジェット機が花火の中を通り抜けるシーンも映画ならではの映像です。
(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics
空中の飛翔感もそこそこで、さすがにお金がかかってます。こういったシーンは映画館で見てこそ価値があります。
それらを差し引いても?と思う点が多いのも事実です。
願いを叶えるには代償が必要。では石になったマックスの代償はなんだったの?
ライバルとなるバーバラの代償は優しさの心を失うというもの。そんなもん無い人間はいっぱいますから、代償になるのかな。
ジェット機にしても、いかに動態展示してあっても常時燃料を入れているはずもなく、そもそも給油なしでカイロまで往復できません。
見栄えだけは素晴らしい黄金の鎧。意外と簡単に壊されちゃう。もう少しレアアイテム最強!感があっても良かった気がします。
(c) 2020 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (c) DC Comics
最後にサプライズ登場する英雄アステリア、TV版ワンダーウーマンの主演さんらしいです。DCファンじゃないとわからんよ、そんなもん。
本作の出来とは全く関係ないですが、クリス・パインは40歳 184cm。ガル・ガドット 35歳 178cm、2人の娘も出演しているそう。いろいろ驚かされます。
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