■オススメ度
◎
です。
☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
○: 映画ファンなら見る価値あり
■感想
原作は雑誌連載分を読んてただけなので、記憶が遥か彼方になってますが、端折ってるところが結構あったように思います。
たぶん一番違うのは羌瘣(きょうかい)が女だとバレるところ、そして生い立ちが分かるところでしょう。映画の流れとしては納得できます。
なにせ長い原作なので下手すると緩急なく出来事をなぞるだけになりがちですが、ストーリーは上手にまとまっていたと思います。
魏の呉慶と秦の麃公との決戦を舞台に、半端ない存在感の王騎も絡めて、信や羌瘣のアクションがふんだんです。
ワイヤーアクションに頼っていないところでの清野菜名の切れある殺陣は、本作の見どころでしょう。衣装が一向に汚れないのは邦画あるあるです。https://kingdom-the-movie.jp/
彼女は魏に向かうみたいですが、パート3の予告には登場しているで次作での活躍も期待したいです。
他のキャスティングの中でも尾平は出色。まんま尾平だよ。https://kingdom-the-movie.jp/(なんかイケメン。誰だよ)
国王だろうと、天下の大将軍だろうと当然のように横に並んでいる信にはツッコミを入れたくなりますが、童ゆえの放漫でしょうか。
ラストに登場する呂不韋、ちょっと早口なのはイメージと違ってました。自分で名乗るように真正の黒幕だからもう少し上から目線でも良かったと思います。
馬が多数登場する大規模な合戦シーンは中国スタッフが頑張ったんでしょうね。予想してたより迫力ありました。https://kingdom-the-movie.jp/
一方、壁や麃公がアップになるような合戦シーンでは国内で撮影されたのか、フレームが固定で動きがあまりありません。この落差は残念です。コロナ禍での撮影は相当苦労したようですがそれは言い訳でしょう。
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