甲山ぐるぐる

あまりかぜのブログ

 
   

【読書】2018年 今年の本『安楽死を遂げるまで』,『SHOE DOG(シュードッグ)』

あまりかぜです。

今年読んだ中でおすすめの本を2冊ご紹介。

最初の1冊は安楽死を遂げるまで』

安楽死を遂げるまで

安楽死を遂げるまで

 

ぜひとも読んでもらいたい一冊です。

内容は冒頭からして、かなり衝撃的でした。

そもそも「安楽死」とはなんぞや、という事からし安楽死を容認している国と日本では全く違う。

著者は世界中で起こっている現状を自分の目で見て現状を認識し、「日本的な」安楽死とはなんなのかを考えようとします。

彼らが何を考えているのか、周りの人たちはどうサポートしているのか。

安楽死が精神的な支えとなって生きている人たちもいるというのは驚きです。

安楽死議論の必要性は、多くの人が薄々感じているとおもいますが、高齢者が爆発的に増えていく現在、このような本が話題になることは必要でしょう。

安楽死問題に正解はありません。専門家や多数の意見が正しいわけでもありません。集団の保身を優先しがちなのが日本の特徴ですが、死はひとりひとりの問題なんですね。

 

次は『SHOE DOG(シュードッグ)』

SHOE DOG(シュードッグ)

SHOE DOG(シュードッグ)

 

 ベストセラーのビジネス本です。

「靴バカ=SHOE DOG」たちが、失敗しても、バカにされても信じる道を突き進んで成功していく。

まさに『下町ロケット』みたいですが、これは実話。

今やナイキは年商3兆円を超える巨大企業ですが、生まれたばかりのナイキが日本企業と深い関係にあり、支えられていたことは知りませんでした。

創業者がお金持ちになった会社は世界中にありますが、仕事を愛して、熱狂してる人生って羨ましい限りです。

ちなみに今年ノーベル賞を受賞した本庶佑先生の座右の銘「有志竟成」(志を曲げることなく堅持していれば、必ず成し遂げられる)だそうです。

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