あまりかぜです。
ジェームズ・キャメロンが脚本・製作した『アリータ:バトル・エンジェル』を見ました。
日本の『銃夢』が原作ですが、この漫画は読んだことないです。
モーションキャプチャーをさらに進めたパフォーマンスキャプチャーという技術を使った映像は、さすがキャメロンのこだわりを感じます。大きすぎる目もアップ以外では、それほど違和感はありません。
ALITA: BATTLE ANGEL | Behind the Scenes with WETA Featurette
ただし、CGの目は、まだ「口ほどものを言う」までには至ってない印象です。
さらには物語はちょっと荒っぽい上に、主人公が愛してるだの言い出すのはどうも安っぽいですね。
地上の秩序が空中都市ザレムによるものなのか、その行使力はどの程度なのかも全然わかりません。
モーターボールのチャンピオンだけがザレムに行くことができる、というのがキモのようですが、それは本当なのか、なぜなのか?
チャンピオンに王手をかけたアリータが試合前に剣を突き上げるシーンは、なかなかかっこいいです。
でもね、黒幕を殺しておいて何のお咎めもなかったんでしょうか。一体誰がもみ消したんだ?
「バトルエンジェル」と言う題名は宜しいと思いますが、ならば恋人を失うまでの物語は前座で、むしろその後の戦いの方が面白そうなんです。そこを端折ったのは物足りないですね。
アリータ:バトル・エンジェル(オリジナル・サウンドトラック)
- アーティスト: サントラ,ケネディ・リッケン,マティアス・ラーソン,ロビン・フレドリクソン,トム・ホーケンバーグ,デュア・リパ
- 出版社/メーカー: ワーナーミュージック・ジャパン
- 発売日: 2019/02/20
- メディア: CD
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