■オススメ度
◎
です。
☆: 是非とも劇場へ。傑作
◎: できれば大画面で
○: 映画ファンなら見る価値あり
■感想
2010年に公開された『ヒックとドラゴン』は傑作です。
3Dアニメでありながら、手描きアニメにも負けないドラゴンの飛翔感や子供向けとは思えないリアリティのあるストーリー。
基本子供向けで必ずハッピーエンドで終わる人畜無害のディズニーとは一線を画するものでした。
ところが興行的には失敗らしく、既に決まっていた続編は(ゴールデングローブ受賞にもかかわらず!)日本で劇場公開されずじまい。
ところが、この冬、第3作目(『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』)の公開されるそうです。
本家の予告編→ https://www.youtube.com/watch?v=qLTDtbYmdWM
日本版予告編→ www.youtube.com
日本版は明らかにお子様を意識した作りですね。
というわけでこの機にパート2をプライムビデオで見ました。
是非とも1作目から見て欲しい作品です。
見てなくても楽しめますが、ヒックの足が無い理由やドラゴンとの絆がわかります。
3DCGの進化はすばらしく、ドラゴンも実写で数多く登場しているせいか、人物と並んでもとても自然な動きで違和感がありません。
今作では、父母という存在が20歳となったヒックに新たな成長を求めてきます。20歳と言う割には幼い見た目だしストーリーもややファミリー向け。残酷なシーンはパート1よりもさらに少ない。
それでも迫力はあるし、大人が見ても満足でます。
黒のボスドラゴンを手懐けるのはヒックだとばかり思っていたら、意志の力で洗脳を逃れた相棒トゥースがボスに対抗し、ドラゴンの新たなリーダーとなるという展開。あえてヒックと同等の扱いをすることで、ヒックが長となったはトゥースという相棒があればこそ、なことを強調しているわけです。
前作のように驚きの展開はないものの、パート3の前には必見の作品です。
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